【株価が動いた理由】大阪チタニウムテクノロジーズ +10.08%~チタン輸出が過去最高ペースと報道

【株価が動いた理由】大阪チタニウムテクノロジーズ +10.08%~チタン輸出が過去最高ペースと報道

大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>

💡株価が動いたポイント

✅2025/9/29(月)終値2,555円+234円

✅始値2,510円、高値2,620円、安値2,442円

✅年初来高値3,035円、年初来安値1,293円

✅チタン輸出が過去最高ペースと報じられ、前日比+10.08%の急騰となりました


 

◎航空機部品に使うレアメタル(希少金属)であるチタンの中間原料の輸出が急増していると報じられ、業績拡大への期待から買われたようです

◎財務省の貿易統計によると、2025年1~8月の輸出量は年間で最高だった2023年の7割に達し、過去最高ペースとのことです

◎チタンは鉄の60%ほどの重さながら強度は約2倍で航空機の機体やエンジン、建物や人工骨などに使用されています

◎日本はチタン鉱石を南アフリカやカナダなどから輸入し、精製してできあがった中間原料「スポンジチタン」を輸出しており、そのシェアは世界トップクラスです

輸出価格も上昇傾向にあり、1~8月の平均輸出価格は1kgあたり1,489円と、ロシアのウクライナ侵攻前の2021年通年から5割以上高い水準です

◎背景には、米国との関税交渉などを受け、各国・地域が米国からの航空機購入を拡大していることや、米欧を中心にロシア産からの切り替えが進んでいることなどがあり、日本製「スポンジチタン」輸出に追い風との見方が強まっています

◎これにより、東邦チタニウム<5727>+5.29%も急騰しました

◎また、中国がボーイング<BA>の航空機を最大500機購入する方向で米国政府と協議しており、その最終段階との観測報道が相次ぎ伝えられていることも、ボーイングへ「スポンジチタン」を納入している大阪チタニウムの買い材料となっているようです

◎大阪チタニウムの株価は、2022年11月高値4,850円から今年4月7日年初来安値1,293円まで長期下落。そこから9月4日年初来高値3,035円まで上昇後、9月11日安値2,305円まで下落しましたが、この日は一時2,620円まで上昇しました

 

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