【株価が動いた理由】日経平均 +2.46%~米国の利下げ観測や高市新内閣への期待などで5万円を突破し史上最高値を更新

【株価が動いた理由】日経平均 +2.46%~米国の利下げ観測や高市新内閣への期待などで5万円を突破し史上最高値を更新

日経平均

💡株価が動いたポイント

✅2025/10/27(月)終値50,512.32円+1,212.67円

✅始値49,905.8円、高値50,549.6円、安値49,838.98円

✅年初来高値50,549.6円、年初来安値30,792.74円

✅米国の利下げ観測や高市新内閣への期待などで、前日比+2.46%の上昇となりはじめて5万円を突破し史上最高値を更新しました


 

◎前週末24日に発表された米国の9月消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が強まりました

◎これを受け、24日の米株式市場で主要指数がそろって最高値を更新しており、この流れが東京市場にも波及しました

◎また、30日に予定される米中首脳会談に向け、両国が融和の姿勢を見せていることも買い安心感を強めたようです

◎国内では、世論調査で21日に発足した高市早苗内閣の支持率が74%と高水準だったことが好感されました

◎市場では「サナエノミクス」と呼ばれる経済政策への期待に加え、高い支持率を背景にした「政権安定シナリオ」も買い安心感につながったようです

◎一部では、高市首相が近い将来に衆院解散・総選挙に打って出る可能性も浮上し、過去の「選挙は買い」というアノマリーも意識されたとの指摘もありました

◎こうした好材料を受け、リスク許容度が高まった海外投資家などによる株価指数先物への断続的な買いも相場を押し上げたようです

◎東証プライム市場に上場する銘柄の約9割が上昇し、全33業種が上昇する全面高となりました

◎特に、フジクラ<5803>+7.97%、ソフトバンクグループ<9984> +6.65%、アドバンテスト<6857> +6.52%といったAI・半導体関連株が上昇し、指数を牽引したようです

◎市場の活況を受けて、野村ホールディングス<8604> +3.95%、大和証券グループ本社<8601> +2.59%などの証券株も上昇しました

◎また、為替が一時1ドル=153.26円まで円安ドル高となり、三菱自動車工業<7211>+3.12%、トヨタ自動車<7203>+2.91%、日産自動車<7201>+2.87%などの自動車株も買われました

◎他にも、川崎重工業<7012>+9.02%、日東電工<6988>+4.3%、荏原製作所<6361>+3.7%、住友電気工業<5802>+3.47%なども買われました

◎市場関係者からは当面の上値めどとして52,000円といった見方が出ている一方で、急ピッチな上昇から高値警戒感を指摘する声もあるようです

◎日経平均採用銘柄の内、200銘柄が上昇、25銘柄が下落、と幅広く買われました

◎日経平均は4月7日年初来安値30,792.74円以降は上昇傾向で、この日は一時50,549.6円まで上昇し、5万円を突破し史上最高値を更新しました

 

 

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