【株価が動いた理由】エヌビディア -0.5%~取引終了後に発表した決算が好感され時間外取引で+4.88%の大幅高

【株価が動いた理由】エヌビディア -0.5%~取引終了後に発表した決算が好感され時間外取引で+4.88%の大幅高

エヌビディア<NVDA>

💡株価が動いたポイント 

✅2025/5/28(水)終値134.81ドル-0.69ドル

✅始値136.03ドル、高値137.25ドル、安値134.79ドル

✅年初来高値153.13ドル、年初来安値86.62ドル

✅この日の取引は前日比-0.5%で終えましたが、取引終了後に発表した決算が好感され、時間外取引で+4.88%の大幅高となりました


 

◎この日は決算発表を前に小動きもみ合いで取引を終えました

◎取引終了後に発表した決算が好調で、時間外取引で買われました

◎2025年2-4月期売上高は440億6,200万ドル(前年同期比69%増)で、市場予想433億3,000万ドルを上回り、四半期で過去最高を更新しました

◎2-4月期純利益は187億7,500万ドル(前年同期比26%増)で、市場予想182億2,100万ドルを上回りましたが、8四半期ぶりに最高益を更新できませんでした

◎中国向け半導体「H20」の輸出規制で、在庫引当金などの費用として45億ドルを計上したのが響きましたが、4月時点の想定最大55億ドルからは10億ドル減額となりました

◎2-4月期一株当たり利益は0.76ドルで、市場予想0.74ドルを上回りました

◎5-7月期売上高予想は450億ドルで、市場予想458億4,000万ドルを下回る見込みで、「H20」の輸出規制で約80億ドルの減少が見込まれるためのようです

◎これについてあるアナリストは、「H20の販売減を織り込んでも5-7月期売上高が450億ドルと増収予想なのは好感できる。また2-4月期のH20関連費用が45億ドルで納まったことも好材料」と述べました

◎別のアナリストは、「中国市場の減少は大きな不安材料ではなく、エヌビディアのAI(人工知能)半導体は世界的に供給不足で中国以外に充分需要がある。過去半年で多くのリスクを織り込み消化してきたので、今後の株価上昇余地は大きい」と述べました

◎市場では、中国向けの販売は低下するものの、中東向け輸出の拡大や、米国内のマイクロソフト<MSFT>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、アルファベット<GOOGL>、メタ・プラットフォームズ<META>などビッグテックの需要は引き続き旺盛で、当面好調は続くと見ているようです

◎エヌビディアの好決算を受け、ブロードコム<AVGO>+3.41%、マーベル・テクノロジー<MRVL>+4.75%、マイクロン・テクノロジー<MU>+3.29%などの半導体関連株も時間外取引で上昇しています

 

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