【株価が動いた理由】インテル、ナイキ、テスラ、GEベルノバ、マイクロン・テクノロジー、メルク、サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック
目次

インテル<INTC>

ナイキ<NKE>

テスラ<TSLA>

GEベルノバ<GEV>

マイクロン・テクノロジー<MU>

メルク<MRK>

サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック<TMO>

【株価が動いた理由】インテル、ナイキ、テスラ、GEベルノバ、マイクロン・テクノロジー、メルク、サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック

インテル<INTC>

◎2025/10/1(水)終値35.94ドル+2.39ドル

◎競合相手であるアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>と半導体の受託生産について交渉していると報じられ、前日比+7.12%高となりました

◎この交渉がまとまれば、不振だったファウンドリー(半導体受託製造)事業の大きなてこ入れとなるとの期待から買いが集まったようです

◎AMDの半導体は現在、世界最大手の台湾セミコンダクター(TSMC)が生産していますが、インテルへの移管が検討されているようです

 

ナイキ<NKE>

◎2025/10/1(水)終値74.2ドル+4.47ドル

◎前日に発表した2025年6-8月期決算が6四半期ぶりの増収となったことが好感され、経営再建への期待から前日比+6.41%高と4日続伸しました

◎市場予想に反して増収を確保したことに加え、一株当り利益や売上高総利益率も市場予想を上回ったことで、買い安心感が広がったようです

◎アナリストからは「最悪期は脱した」との声もあがっており、新最高経営責任者(CEO)のもとで進む経営改革が順調に進んでいるとの見方が強まったようです

 

テスラ<TSLA>

◎2025/10/1(水)終値459.46ドル+14.74ドル

◎EV(電気自動車)購入に対する米連邦税額控除が廃止され実質的な値上げとなりましたが、投資家はAI事業など将来性に着目し、前日比+3.31%高となりました

◎7,500ドルの税額控除がなくなったことを受け、同社はリース料金を引き上げました。しかし市場は、近く発表される第3四半期の納車台数への期待や、AI関連事業をより重視しているようです

◎AIを活用したロボタクシーサービスや、2026年に販売開始予定の人型ロボットなど、自動車事業以外の長期的な成長ストーリーへの期待が買いを集めたようです

 

GEベルノバ<GEV>

◎2025/10/1(水)終値606.15ドル-8.75ドル

◎あるアナリストが、投資判断と目標株価を引き下げたことが嫌気され、前日比-1.42%安と反落しました

投資判断は「買い」から「中立」へ、目標株価は631ドルから605ドルへ引き下げられました

◎アナリストは、発電機を手掛けるAI(人工知能)関連として株価は当面の成長期待を十分に織り込み済みであると指摘しており、年初からの大幅な株価上昇もあって利益確定の売りが出やすかったようです

 

マイクロン・テクノロジー<MU>

◎2025/10/1(水)終値182.15ドル+14.83ドル

◎オープンAIの巨大AIプロジェクトを巡る報道で、半導体メモリーの需要が急増するとの期待が高まり、前日比+8.86%高となり上場来高値を更新しました

◎オープンAIは競合の韓国企業2社と供給契約を結びましたが、必要なDRAMの量が市場全体の約4割に達する可能性があり、同社にも価格上昇や追加供給の恩恵が及ぶとの見方が広がったようです

◎また、シティグループ<C>のアナリストが、投資判断「買い」を維持し、目標株価を175ドルから200ドルへ引き上げたことも背景のようです

 

メルク<MRK>

◎2025/10/1(水)終値90.13ドル+6.2ドル

ファイザー<PFE>+6.78%が、トランプ政権と薬価引き下げと医薬品関税の3年間免除に合意し急騰した件が引き続き好感され、前日比+7.38%の大幅高となり4連騰しました

◎これにより、イーライリリー<LLY>+8.18%、モデルナ<MRNA>+6.85%、リジェネロン・ファーマシューティカルズ<REGN>+6.69%、アムジェン<AMGN>+5.77%、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY>+5.16%などの医薬品株も買われました

◎またメルクは、肺動脈性高血圧症の治療薬候補「Winrevair」の第3相臨床試験で素晴らしい結果を発表したことも、買いを後押ししたようです

 

サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック<TMO>

◎2025/10/1(水)終値530.73ドル+45.71ドル

◎バイオテクノロジー企業との大規模な製造契約を締結したことに加え、AIを活用した新たな提携も発表され、前日比+9.42%の大幅高となりました

◎最大10億ドル規模となるワクチン製造契約が、同社の強力な事業パイプラインを示すものとして好感されたようです

◎また、研究者の生産性を向上させるAI活用ツールを開発するための戦略的提携も発表され、こちらも好感されたようです

 

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