【株価が動いた理由】テスラ -5.1%~世界販売台数が過去最高も利益確定売りに押され急落

【株価が動いた理由】テスラ -5.1%~世界販売台数が過去最高も利益確定売りに押され急落

テスラ<TSLA>

💡株価が動いたポイント

✅2025/10/2(木)終値436ドル-23.46ドル

✅始値470.54ドル、高値470.75ドル、安値435.57ドル

✅年初来高値470.75ドル、年初来安値214.25ドル

✅世界販売台数が過去最高も利益確定売りに押され、前日比-5.1%の急落となりました


 

◎2025年7-9月の世界販売台数49万7,099台(前年同期比7.4%増)が四半期として過去最高を記録し、市場予想44万3,900台程度を上回ったことから上昇スタートとなり年初来高値を更新しましたが、高値圏にあったことから徐々に利益確定売りに押されました

◎この好調な販売結果は、9月末に米国でのEV購入税額控除(7,500ドル)が廃止されたことに伴う駆け込み需要が主な要因とみられています

◎しかし、この駆け込み需要への期待などから株価は9月に33.2%も上昇しており、好材料はある程度織り込み済みだったようです

◎そのため、発表後は材料出尽くしたとみた投資家からの利益確定売りが優勢となり、株価は下落したようです

◎また、10-12月期は駆け込み需要の反動で販売台数が落ち込むとの懸念も、株価の重しとなった模様です

◎一方で、販売台数が3四半期ぶりに前年同期比でプラスに転じたことで、販売低迷の「最悪期は脱した」との見方も出ているようです

◎ただ、市場の注目は足元のEV販売だけでなく、同社が進めるAI関連事業の将来性にも集まっているようで、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、AIを活用したロボタクシーや人型ロボット「オプティマス」へ事業の軸足を移す方針を明確にしています

◎あるアナリストは、販売台数に回復の兆しが見えたことでAIなどの成長分野に投資しやすくなったとし、「2026年前半には時価総額が2兆ドルに到達する」との強気な見方を崩していないようです

◎テスラの株価は、2024年12月上場来高値488.54ドルから今年4月7日年初来安値214.25ドルへ下落。その後5月29日高値367.71ドルまで上昇後は、およそ300~350ドル程度でのもみ合いが続いていましたが、9月11日の上昇でボックス圏を抜け弾みが付き、この日は一時470.75ドルまで上昇し年初来高値を更新しました

 

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