SBIホールディングス<8473>
💡株価が動いたポイント
✅2025/5/29(木)終値4,421円+319円
✅始値4,362円、高値4,508円、安値4,288円
✅年初来高値4,669円、年初来安値3,083円
✅目標株価引き上げ、NTTの出資、ドコモの住信SBI買収で、前日比+7.77%の大幅高となりました
◎あるアナリストが、SBIの投資判断を中立の「2」から最上位の「1」へ、目標株価を3,800円から5,300円へ引き上げました
◎このアナリストは、積極的なM&A戦略で取得した企業の価値を考慮すると、現在の株価水準は割安と見ているようです
◎将来的なSBI新生銀行の公的資金返済や再上場に伴う資金回収などが、今後の株価見直しの材料となり得ることや、台湾・力晶積成電子製造(PSMC)との提携解消で半導体事業投資のリスクが後退したことなどを評価したとのことです
◎また、日本電信電話(NTT)<9432>+0.58%との資本業務提携や、NTTドコモが住信SBIネット銀行を買収する件も買い材料視されたようです
◎NTTはSBIに出資比率1割弱となる約1,000億円を出資し、個人向け金融事業を中心に連携を深める方針のようです
◎住信SBIネット銀行の買収は、NTTドコモが28日の終値3,285円を1,615円(49.16%)上回る4,900円のTOB(株式公開買い付け)価格で市場から株式を取得し、その後SBIから約34%の持ち分を買い取るとのことです
◎三井住友信託銀行も住信SBIネット銀行の株式を約34%保有していますが、この持ち分は維持したまま非公開化となるようです
◎これらを通じ、SBIはSBI新生銀行の公的資金返済の原資を確保し、2025年度中に残りの約2,300億円も完済する見通しのようです
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