キオクシアホールディングス<285A>
💡株価が動いたポイント
✅2025/6/20(金)終値2,284円+181円
✅始値2,103円、高値2,318円、安値2,102円
✅年初来高値3,250円、年初来安値1,510円
✅半導体関連株の出遅れ物色が続き、前日比+8.6%の大幅高となりました
◎AI(人工知能)需要の高まりを背景に半導体関連株への物色が拡大し、キオクシアも買われました
◎このところ半導体関連株が上昇していますが、キオクシアは3月17日上場来高値3,120円から前日終値2,103円まで-32.6%下落した水準で、PER(株価収益率)も10倍程度と割安感のある出遅れ半導体関連株として注目されたようです
◎またこの日、生成AIや高性能計算用途向けのデータセンターSSD(Solid State Drive:読み書きの速度が非常に速い記憶装置)の開発を発表したことも背景のようです
◎この製品は、データセンターでのGPU(画像処理半導体)の稼働率を高めシステムの改善に貢献するもので、23~26日にラスベガスで開催されるエイチピー<HPQ>のイベントで試作品をデモ展示し、限定顧客向けにサンプル出荷を行うとのことです
◎一方で、上場後に大株主の株式売却を制限するロックアップ期間が16日に終了し、大株主のベインキャピタルなどの売却への警戒感もあるようです
◎その他、日本マイクロニクス<6871>+6.44%、レーザーテック<6920>+4.97%、TOWA<6315>+4.91%、アドバンテスト<6857>+4.24%、ローツェ<6323>+2.92%、SUMCO<3436>+2.77%、ディスコ<6146>+2.74などの半導体関連株も上昇しました
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