ソフトバンクグループ<9984>
💡株価が動いたポイント
✅2025/9/10(水)終値16,280円+1,105円
✅始値15,530円、高値16,280円、安値15,485円
✅年初来高値16,995円、年初来安値5,730円
✅オラクルの受注残急増で、前日比+7.28%の大幅高となりました
◎オラクル<ORCL>の2025年6-8月期受注残が前四半期から3.3倍に急増し、AI(人工知能)クラウド需要拡大が意識されたことで、スターゲート計画の一員であるソフトバンクGに買いが波及したようです
◎スターゲート計画は、ソフトバンクGとオープンAIが主導し、米国のAIインフラに5,000億ドルを投じるAIプロジェクトで、オラクルもその一員です
◎受注残急増の背景には、オープンAIなど複数社との大型契約があり、AIデータセンター投資が加速するとの見方が強まったようです
◎オラクルの株価は時間外取引で+28.35%の急騰となり、半導体需要の拡大期待から、時間外でエヌビディア<NVDA>+2.02%、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>+2.42%などにも買いが広がったことも追い風となったようです
◎またエヌビディアが、処理データ量が多いソフトウエア開発や動画作成向けのAI半導体「ルービンCPX」を2026年末に発売すると発表したことも好感されたようです
◎これらを受け、キオクシアホールディングス<285A>+9.76%、イビデン<4062>+8.64%、KOKUSAI ELECTRIC<6525>+6.83%、日本マイクロニクス<6871>+3.62%、ローツェ<6323>+3.58%、アドバンテスト<6857>+3.26%、ディスコ<6146>+3.22%などの半導体関連株や、フジクラ<5803>+5.61%、住友電気工業<5802>+4.3%などの電線株も大幅高となりました
◎さらにフジクラは、あるアナリストが投資判断「買い」を維持し、目標株価を8,330円から15,600円へ引き上げたことも買い材料視されました
◎ソフトバンクGの株価は、4月7日年初来安値5,730円から8月19日年初来高値16,995円へ上昇。その後はおよそ14,500~16,200円程度でのもみ合いが続いています
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