【株価が動いた理由】キオクシア、パナソニック、ソフトバンクグループ、富士通、霞ヶ関キャピタル、ニトリ、日東電工、カプコン
目次

キオクシアホールディングス<285A>

パナソニックホールディングス<6752>

ソフトバンクグループ<9984>

富士通<6702>

霞ヶ関キャピタル<3498>

ニトリホールディングス<9843>

日東電工<6988>

カプコン<9697>

【株価が動いた理由】キオクシア、パナソニック、ソフトバンクグループ、富士通、霞ヶ関キャピタル、ニトリ、日東電工、カプコン

キオクシアホールディングス<285A>

◎2025/10/3(金)終値6,180円+770円

◎半導体メモリーの需給が引き締まるとの見方から、業績改善への期待が続き、一時ストップ高まで買われました。連日で上場来高値を更新し、前日比+14.23%高となっています

◎オープンAIが韓国企業と大規模な調達契約を結んだことで、AI(人工知能)向けデータセンター投資が活発化し、同社が手がけるNAND型フラッシュメモリーにも追い風が吹くとの見方が強まりました

◎共同開発を手がける米サンディスク+2.49%の株価が上昇していることに加え、信用売りをしていた投資家の買い戻しも株価を押し上げたようです


パナソニックホールディングス<6752>

◎2025/10/3(金)終値1,697円+112円

◎主要な納入先であるテスラ<TSLA>の7-9月期の販売台数が市場予想を上回り、3四半期ぶりに増加したことが好感され、前日比+7.06%高と急騰しました

◎同社はテスラ向けにEV(電気自動車)用の電池を供給しており、テスラの販売持ち直しが自社の電池事業の回復に繋がるとの期待から買いが集まったようです

◎米国の税制優遇廃止前の駆け込み需要がテスラの販売を押し上げたと見られており、2日の米国市場ではテスラ株は反落しましたが、パナソニックには好材料と受け止められたようです


ソフトバンクグループ<9984>

◎2025/10/3(金)終値19,980円+685円

◎提携・投資先であるオープンAIの企業価値が約5,000億ドルに達したと報じられたことや、米国のハイテク株高が好感され、前日比+3.55%高と大幅に続伸しました

◎オープンAIの企業価値が大きく評価されたことで、同社が保有する資産価値の向上に繋がるとの期待が買いを集めたようです

◎また、米国の利下げ観測を背景にエヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>など、傘下ファンドの投資先であるAI関連株が上昇したことも収益拡大期待を後押ししました


富士通<6702>

◎2025/10/3(金)終値3,523円+125円

◎米半導体大手のエヌビディアとAI分野で戦略的協業を拡大すると発表したことが好感され、前日比+3.67%高と6日ぶりに大幅反発しました

◎AI向け半導体を共同開発するほか、AIが自律的にタスクをこなす「AIエージェント」や、AI制御のロボットを指す「フィジカルAI」の開発でも協業するとのことです

◎ハードとソフトの両面でAIの世界的リーダーであるエヌビディアと深く連携することで、今後のAI事業の加速が期待されたようです


霞ヶ関キャピタル<3498>

◎2025/10/3(金)終値10,010円+790円

◎2026年8月期今期の純利益が前期比61%増になるとの見通しを発表し、市場予想を上回る内容だったことから前日比+8.56%高と大幅反発し上場来高値を更新しました

◎今期の純利益予想165億円は、市場予想154億円を上回っており、ホテル事業や物流事業を中心に高い成長が続くと見られています

◎同時に発表した2025年8月期前期の決算も純利益が2倍になるなど好調で、力強い業績見通しを裏付ける形となったようです


ニトリホールディングス<9843>

◎2025/10/3(金)終値2,563円-71円

◎9月の国内既存店売上高が前年同月比で2.9%減少したと発表したことが嫌気され、前日比-2.69%安と3日続落となりました

◎厳しい残暑が続いたことで、寝具やカーペットといったインテリア用品の販売が想定を下回ったことが主な要因のようです

◎客単価は上昇したものの、客数が前年同月比で9.8%減少したことが響いたとのことです


日東電工<6988>

◎2025/10/3(金)終値3,650円+159円

◎あるアナリストが投資判断と目標株価を大幅に引き上げたことが好感され、前日比+4.55%高となり上場来高値を更新しました

◎投資判断は「中立」から「買い」へ、目標株価は2,800円から4,000円へそれぞれ引き上げられました

◎米アップル<AAPL>の折り畳みスマホ発売への期待などを背景に、同社のフィルム製品などが業績を押し上げると評価されたようです


カプコン<9697>

◎2025/10/3(金)終値4,266円+171円

大和証券グループ本社<8601>のアナリストが、投資判断と目標株価を引き上げたことが好感され、前日比+4.17%高と反発しました

◎投資判断は「中立」から「アウトパフォーム」へ、目標株価は3,800円から4,500円へそれぞれ引き上げられました

◎アニメや映画といったゲーム以外の事業展開が好調で、今後の業績を押し上げると評価されたようです


 

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