【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ、東京電力ホールディングス、ディスコ、第一三共、ソニーフィナンシャルグループ、ワークマン
目次

ソフトバンクグループ<9984>

東京電力ホールディングス<9501>

ディスコ<6146>

第一三共<4568>

ソニーフィナンシャルグループ<8729>

ワークマン<7564>

【株価が動いた理由】ソフトバンクグループ、東京電力ホールディングス、ディスコ、第一三共、ソニーフィナンシャルグループ、ワークマン

ソフトバンクグループ<9984>

◎2025/10/2(木)終値19,295円+1,055円

◎子会社である英半導体設計大手アーム・ホールディングス ADR<ARM>の株価が前日の米国市場で+6.28%上昇したことを好感し、前日比+5.78%高と3日ぶりに大幅反発しました

◎米クアルコム<QCOM>が主力半導体の設計基盤をアームの最新世代版に切り替えたと報じられたことが、アームの株価を押し上げる要因となりました

◎親会社である同社も、保有するアーム株の資産価値向上に繋がるとして、連想買いが入ったようです


東京電力ホールディングス<9501>

◎2025/10/2(木)終値643.1円-54.9円

◎柏崎刈羽原発の再稼働を巡る新潟県の県民意識調査で、再稼働に否定的な意見が多数を占めたと報じられ、先行き不透明感から前日比-7.86%安と反落しました

◎調査の中間報告では、再稼働の条件が整っているとは思わないとの回答が60%、同社が原発を運転することに心配だとの回答が69%にのぼりました

◎調査結果は、再稼働の鍵を握る地元同意のハードルが高いことを示唆しており、短期的な再稼働への期待が後退したようです


ディスコ<6146>

◎2025/10/2(木)終値51,310円+5,380円

◎前日の米国市場で半導体関連株が軒並み上昇した流れを受け、前日比+11.71%高と急騰しました

◎米国の半導体大手マイクロン・テクノロジー<MU>+8.86%や製造装置大手アプライド・マテリアルズ<AMAT>+6.34%が大幅高となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も+2.04%上昇したことが追い風となったようです

◎この流れを受け、国内でもキオクシアホールディングス<285A>+14.98%、日本マイクロニクス<6871>+14.13%、KOKUSAI ELECTRIC<6525>+11.29%、TOWA<6315>+11.28%、ローツェ<6323>+9.06%、東京エレクトロン<8035>+7.88%など半導体関連株が軒並み買われました


第一三共<4568>

◎2025/10/2(木)終値3,639円+259円

◎主力のがん治療薬「エンハーツ」について、米国で新たな治療法としての承認審査が開始されたと伝わり、将来の売上拡大への期待から前日比+7.66%高となりました

◎今回、米FDA(食品医薬品局)が審査を開始したのは早期乳がんの「術前治療」としての使い方で、承認されれば治療できる患者の範囲が大きく広がると見られたようです

◎「エンハーツ」は英アストラゼネカ社と共同開発している大型薬であり、今回の治療法拡大への期待が大きな買い材料となったようです


ソニーフィナンシャルグループ<8729>

◎2025/10/2(木)終値146.3円-13.1円

◎国内の長期金利が低下し金融関連株が全般的に売られた流れに押され、前日比-8.21%安と続落しました。上場来安値を更新し、公開価格の150円を割り込みました

◎日経平均の構成銘柄から除外されたことに伴う需給の悪化に加え、米金利低下を受けて日本の長期金利も低下したことで、金利上昇による恩恵への期待が後退し、銀行や保険といった金融株への売りが優勢となりました

◎また、大和証券グループ本社<8601>のアナリストが、配当利回りが株価を支えるとして、新規に投資判断「中立」、目標株価160円で調査を開始しましたが、買い材料視されなかったようです


ワークマン<7564>

◎2025/10/2(木)終値5,890円-230円

◎9月の既存店売上高が好調だったにもかかわらず、材料が出尽くしたとの見方から利益確定の売りに押され、前日比-3.75%安と続落しました

◎9月の既存店売上高は前年同月比で8.2%増と好調でしたが、株価は事前に期待感から上昇していたため、発表後は利益を確定する動きが優勢となったようです

◎リカバリーウェアなどの衣料品が好調で、アナリストからは今後の業績への期待も出ていますが、まずは短期的な過熱感が意識されたようです


 

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